花粉症がラクになる手術室
医師や看護師は普段から様々な菌を持っている患者と接することから、感染症には免疫がついて風邪をひいたりインフルエンザになることは少ないという話を聞いたことがあるのですが、花粉症においてはそれはないようです。
花粉症は体内にある花粉がある一定以上たまると発症すると言われています。自分の母親が自分を生む前から花粉症であれば、遺伝的に花粉が体内に予め多く蓄積されていることになりますから、花粉症を早く発症しやすくなります。さらに日本には杉の木が多くあるので花粉症になりやすいです。人から人への感染というのはありませんが、それでもくしゃみや鼻水がひどくなるのでマスクをするのは絶対に必要です。
花粉症に備えるには、季節前に花粉症の薬を処方してもらうことが大事です。市販されている薬だと効果も薄いことがあり、副作用として眠気がきたりぼーっとすることがあるので業務中に服用することは大変危険です。薬の中には効き目は少し弱いけど眠くならないものがあったりするのでよく考えて薬を選びましょう。仕事中とはいえ花粉は屋内にも、外から来る人の服や紙などにも付着しているので、マスクをしていても空気清浄機を使っていても鼻水が出たりくしゃみがとまりません。最後はやはり薬に頼っていくべきです。
医療従事者の話に戻りますが、病院の建物内に入っている手術室は花粉症の方にとってありがたい場所なんだそうです。空調が完璧で、入室する人間も万全の対策をして入るので全く花粉が入る隙はありません。そのため、花粉の時期に手術室に入ると花粉症である医師や看護師は「ものすごく楽」と感じるらしいです。
Posted at 5月 16th, 2014.